ブラジャーの正しい洗い方は？手洗いがめんどくさい時の対処法も解説

ブラジャーは肌に直接触れるものなので、汗や皮脂などの汚れがつきやすいアイテムです。毎日のお手入れが欠かせませんが、正しい洗い方を知らないまま何となく洗っている方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、ブラジャーの正しい洗い方を手洗い・洗濯機にわけて解説します。ブラジャーを洗う時のポイントや手洗いがめんどくさい時の対処法もお伝えするので、ぜひチェックしてみてください。

みんなどうしてる？ブラジャーの洗い方のアンケート結果をチェック

ブラジャーの正しい洗い方は、基本的に「手洗い」です。
洗濯機で洗えるタイプの商品だとしても、手洗いの方がダメージを抑えられるので、長持ちさせるためにはできるだけ手洗いが良いと言われています。

ただ、中には「手洗いなんてしたことがない！」という方もいますよね。実際、どのように洗っている人が多いのでしょうか？アンケート結果を見てみましょう。

1,725人を対象にしたワコールの調査によると、75％の方が「洗濯ネットに入れて洗濯機で洗う」と回答したようです。一方、ブラジャーを手洗いしている方は下着用洗剤・洗濯用洗剤を合わせて21％。
調査の結果から、手洗い派は少数だとわかります。

実際、ブラジャーをわざわざ手洗いするというのは正直めんどくさいですよね…。ただ、洗濯機でそのまま洗ってしまうとホックが他の衣類に引っかかったり、すぐに型崩れしてしまったりする可能性が。
そのため、多くの方は洗濯ネットでダメージを軽減しながらブラジャーを洗っているようです。

ブラジャーの正しい洗い方は？手洗いと洗濯機にわけて解説

ブラジャーの洗い方は、基本的に洗面器などで手洗いでするか洗濯機で洗うかの2択です。
それぞれの正しい洗い方をチェックしていきましょう。

まずは商品の「取り扱い絵表示」をチェックしよう

最初に、「取り扱い絵表示」をチェックしてみてください。
ブラジャーの内側に、白くて薄いタグが付いていると思います。いくつか記号が描かれていますが、その中で「容器に水が張ってあるようなマーク」を探しましょう。その記号が、家庭洗濯についての取り扱いを示しています。

「30」や「40」などの数字は液温の上限を示していており、洗濯機で洗うことが可能です。
一方、数字ではなく手のマークがあった場合は手洗いしましょう。

中には、数字も手のマークもなく✕と書かれている商品があります。この場合、ご家庭で洗濯することはできません。お手入れをしたい洗濯不可の商品があれば、クリーニング店を利用してみてください。

【ブラジャーを手洗いする場合】

【ブラジャーを洗濯機で洗う場合】

知っておこう！ブラジャーを洗う時のポイント

ブラジャーを洗う時には、以下のポイントに気をつけましょう。

①下着用洗剤か中性洗剤を使う

下着へのダメージを抑えるために、下着用洗剤もしくは中性洗剤を使うのがおすすめです。
アルカリ性の洗剤もありますが、生地を痛めてしまう可能性があるのでできるだけ避けましょう。

②ブラジャーをつけるたびに洗う

「ブラジャーを洗うのめんどくさいし、2日連続つけたら洗おう…」というのはNG！
短い時間着用した場合や汗のかきにくい冬に使用した場合でも、汚れはブラジャーに付着します。洗わないでいるとニオイまで染みついてしまうかも…。
1回つけたら洗濯し、汗や皮脂をしっかりと落としてください。

③汚れがつきやすい部分は丁寧に洗う

ブラジャーの背中側やワイヤーの部分は汚れやすいと言われています。
汚れの気になる箇所があれば、つかんだりなでたりするようにして丁寧に洗いましょう。力が強すぎると型崩れするおそれがあるので、優しく行うのがポイントです。

ブラジャーの手洗いがめんどくさい時の対処法4選

ブラジャーはできるだけ手洗いをした方が良いとお伝えしましたが、洗濯機に比べると手間を感じてしまいます。
どうしてもめんどくさいと感じる時は、以下の4つの対処法を試してみてください。

①つけ置きOKの下着用洗剤を使う

下着用洗剤の中には、つけ置きOKのタイプもあります。
振り洗いやもみ洗いをした場合に比べると洗浄力は落ちやすいですが、洗う手間を省けるので楽！
毎日のお手入れが簡単になり習慣化しやすいでしょう。

②お風呂に入る時にブラジャーを手洗いする

毎日の入浴時に、ついでにブラジャーを手洗いするのもおすすめです。
先ほどお伝えしたつけ置きOKの下着用洗剤を使えば、髪や身体を洗っている間にブラジャーを洗浄できます。
お風呂から出るときにブラジャーをすすぎ洗いして、そのまま浴室内で水切りしましょう。その後の乾燥が楽になりますよ。

③負担をできるだけ抑えて洗濯機で洗う

「手洗いはめんどくさいから絶対したくない！」という方は、洗濯機での洗い方を工夫しましょう。実際に多くの人が手洗いはせず、洗濯機を活用しています。
ブラジャー専用の洗濯ネットを使ったり、水流の弱いコースを選んだりすれば、ブラジャーへの負担を抑えられます。

④洗濯機で洗えるブラジャーを使う

ブラジャーの中には、洗濯機で洗えるタイプの商品もあります。手洗い推奨の商品を洗濯機で洗うのは少し抵抗がありますが、販売側が洗濯機OKだと言ってくれているなら安心！
特にノンワイヤーのブラは型崩れしにくいため、洗濯機OKのケースが多いようです。

【まとめ】ブラジャーの正しい洗い方で長持ちさせよう

ブラジャーの正しい洗い方を、手洗い・洗濯機にわけて解説しました。

ブラジャーは手洗いが基本ですが、洗濯機に比べると手間が多くめんどくさいです。
つけ置きOKの下着用洗剤を使ったり、洗濯機での負担をできるだけ抑えられるよう工夫したりして、ブラジャーのお手入れをできるだけ楽にしてみてはいかがでしょうか？

よくある質問

ブラジャーを手洗いする時の正しい洗い方は？

正しい洗い方の手順は以下の通りです。
詳しくは、【ブラジャーを手洗いする場合】をご確認ください。

• ブラジャーのホックを止め、カップ内側に入っているパッドを外す
• 大きめの容器（洗面器など）に適量の洗剤を入れる
• ブラジャーとパッドを容器に入れて洗う
• 十分にすすぎ洗いする
• タオルで押さえて脱水する

ブラジャーの手洗いがめんどくさい場合はどうすればいい？

対処法としてご紹介したのは、以下の4点です。
詳しくは、ブラジャーの手洗いがめんどくさい時の対処法4選をご確認ください。

• つけ置きOKの下着用洗剤を使う
• お風呂に入る時にブラジャーを手洗いする
• 負担をできるだけ抑えて洗濯機で洗う
• 洗濯機で洗えるブラジャーを使う